おっしーです。
PPCアフィリエイトを実践していると必ず目にする
「インプレッション」。
インプレッションとは
インターネット広告において、広告が表示された回数のこと。
スポンサードサーチ広告のデータにおけるインプレッションは
「検索結果や提携サイトに自分の広告が表示された回数の事」です。
PPCアフィリエイターは広告を出稿しているわけですからユーザーの目に留まらないと話になりません。
では、
【インプレッションは多ければ良いでしょうか?】
【それとも逆に少なければ良いでしょうか?】
今回はインプレッションについて書いていきたいと思います。
目次
費用が発生するタイミングを把握しよう。
まず大前提として知っておいてほしいことなんですが、
PPCアフィリエイトのスポンサードサーチ広告はいくら表示されても費用はかかりません。
広告費が発生するタイミングは「広告がクリックされたとき。」
つまりクリックされなければいくら表示されても費用は0円です。
ちなみにここでいう広告とはあなたが出稿している広告文のことです。(画像例)↓
簡単に言うと、ユーザーが検索結果からあなたの広告をクリックしてページに訪れた時点で費用が発生するという事です。
そう考えると、インプレッション数は大して気にする必要がないように感じますよね。
キーワード次第で結果は大きく変わる!
先ほど広告はクリックされなければ費用は発生しないとお伝えしましたが、とは言っても広告はクリックされなければ報酬が発生することはありません。
そのため、インプレッションに対してどれぐらいクリックされるかは必ず把握・考察する必要があります。
例えばこちらの画像をご覧ください。
これはとある案件の一つのキーワードの出稿データです。
インプレッションは13,896。
クリック数は230。
クリック率は1.66%。
となっています。
この案件は報酬額が5000円です。
コンバージョン数は10となっているのでこのキーワードだけで50000円の報酬を生み出してくれていることが分かります。
合計コストは20,100円なので約30000円の利益ですね。
このデータだとインプレッション60に対して1クリックの計算となり、23クリックで一回の割合で報酬を生み出してくれていることが分かります。
利益が出る例の一つとして参考になれば幸いです。
ではもう一つ例をご覧ください。
こちらは同じ案件ですがキーワードが違います。
インプレッションが408。
クリック数は2。
クリック率は0.49%。
先ほどの例とは全然データ量が違いますね。
ですが、同じ期間出稿したキーワードです。
コンバージョン数は2なので合計コスト181円で10000円の報酬を生み出してくれていることが分かります。
クリック率は良くないものの、クリック数2に対してコンバージョン数も2なので、広告がクリックされたら100%の確率で購入まで至っていることが分かります。
同じ案件なのにキーワードが違うだけでこれだけの差が出るんです。
最初の例と決定的に違うのは何かと言うと、
出稿キーワードにあまり検索されないワードを入れているという事です。
いわゆる穴場キーワードですね。
インプレッションされれば良いわけでも無いし、クリックされれば良いわけでも無い。
データからも分かりますが、インプレッションされていてもクリックされていても結局成果が出ないと意味がありません。
最終的には成果を出すことが目的なので、”インプレッション”と”クリック数”は単体で考えるのではなく、複合させて考えるようにしましょう。
ここからは若干複雑になりますが、
「インプレッション」「広告文」「クリック率」は外のデータ。
「コンバージョン率」は中のデータ。
ということを把握しておいてください。
①.インプレッションは広告が表示された回数。
②.広告文は表示された広告そのもの。
③.クリック率は広告文を見てクリックされた割合。
この3項目は検索ユーザーがクリックする前、
つまりあなたが作ったページに訪問する前のデータです。
あなたが作ったページがお店だとするならば、この3項目は外のデータということになります。
コンバージョン率というのはあなたのページから報酬が発生した割合。
お店に入って買ってくれた回数ということなので中のデータということになります。
大事なのはインターネット上でも「訪問するかしないか」、「購入するかしないか」は”人”が選ぶことです。
お店の看板だけがしっかりしていて、お店の中に入ったら看板に書いてあることと違ったら購入(コンバージョン率)されません。
いくらお店の中身がしっかりしていても、外から見たらユーザーが求めているものがあるのかどうか分からなければ訪問(クリック)されません。
つまり、インプレッションされれば良いわけでも無いし、クリックされれば良いわけでも無いのです。
関連性を特に大事にしよう。
インプレッション、クリック率などは単体で考えない方が良いとお伝えしました。
ではいったい何に注目していけば良いのかと言うと、「関連性」です。
キーワードと広告文の関連性、キーワードとページの関連性、広告文とページの関連性がしっかりしていればユーザーが見た時に違和感を感じなくなります。
インプレッションが多いのにクリックされないのなら、外のデータが問題なので広告文・キーワード・入札単価の見直しをすることで改善していけます。
コンバージョン率が明らかに悪いのなら、外のデータとの関連性、ページの流れの見直しをすることで改善することが出来ます。
改善するポイントが分かってもどうやって改善していけば分からない場合、
検索~購入までの流れをターゲットの身になって改めて考えてみて下さい。
自分の主観だけでページを作ってしまうとどうしても売りたい気持ちが出すぎたり、自分のボーダーで知識を書いてしまいます。
購入するのは検索ユーザーですので、ターゲット設定をした人の気持ちを考えて改善してみて下さい。
テストを繰り返すと、沢山のデータが取れます。
そのデータを元にもっと改善していきましょう。
まとめ
今回はインプレッションに焦点を当てて解説しました。
タイトルの「インプレッションがないと稼げない?」
という部分ですが、
【あれば良いという訳ではない。
キーワード・広告文・インプレッション・クリック率・コンバージョン率それぞれの関連性がしっかりしていれば、インプレッションが少なくても稼げます。】
というのが全体を通してのまとめですね。
基本的にはインプレッション単体だけで考えるのではなく、関わりのあるキーワードやクリック率や広告文と関連付けて考えるのがおすすめです。
PPCアフィリエイトは広告を出稿してからが勝負です。
メンテナンス次第で結果は大きく変わりますので、いろいろと試してみて下さいね。
という事で今回はこの辺で失礼します。
こんにちわ!!ランキングからやってきました。
記事を興味深く拝見させていただきました。ネット初心者でまだまだですが楽しみながらやっています。実際行動あるのみでぼちぼちですが前に進んでます。
次のブログ楽しみにしてます!!
ただおみくんさん
コメントありがとうございます。
少しずつでも楽しみながらやることはとっても大事ですので、ぜひ色々とチャレンジしてみて下さいね^^
読んでいただきありがとうございます!