PPCアフィリエイトを実践するうえで最も怖いのが「赤字になること」。
「ネットビジネスで稼ぐぞー!」
と思っても赤字になっていては目も当てられませんよね・・。
そこで、今回は私が今まで経験してきた赤字体験を含めた、
「赤字になるパターン5選」を公開します。
それではご覧ください。
目次
パターン1.広告グループの設定ミスで赤字。
PPC広告を出稿する手順の中には「広告グループ予算の設定」があります。
まずは大まかな出稿の流れを見てみましょう。
1.広告出稿するページを用意
2.広告グループの予算設定
3.どのキーワードで出稿するかを決め
4.どんな広告文で出稿するのかを決める
キャンペーンエディターを利用していれば手順に若干の違いはありますが、
やることは一緒です。
この手順の内、
問題なのは広告グループの予算設定です。
広告グループの予算設定を200円にした場合、
出稿するキーワードそれぞれのデフォルト単価は200円になります。
個別でキーワード単価を設定することも可能ですが、設定しなければ200円になるということですね。
ここで気を付けなければいけないのは初めて広告を出稿する場合です。
キーワード単価の相場はアドバイスツールである程度把握することは出来ますが、
実際に出稿してみないと分からないことも多いです。
例えば、購入意欲が低いのにアクセスを集めやすいキーワードに対して、
広告グループに設定した200円のままの単価で出稿すれば赤字を生みやすくなります。
(報酬単価にもよりますが。)
購入意欲の高いキーワードをベースに広告グループ予算を設定して、
購入意欲が低いキーワードを同じ広告グループに入れていれば個別で単価を設定しない限り同じ単価になってしまいますので、気を付ける必要があるということです。
対策としては、購入意欲を大まかに把握して広告グループを分ける。
キーワード単価を個別でしっかり設定する。
最初は相場より低めに設定する。など。。
私は始めたての頃、広告グループは広告グループ内の一日の予算と誤認していたので、
予算を10000円に設定してしまい、さらに個別にキーワード単価を設定するのを忘れていたので、出稿したキーワード単価が10000円になったまま放置したことがあります。笑
幸い気が付くのが早くて大損しないで済みましたが、
忘れたまま時間が経てば経つほど損していたと考えると・・・。
パターン2.損切りできずに赤字。
広告を出稿してからしなければならないのは損切りです。
ここで言う損切りというのは売れない商品・キーワードを削除・出稿停止すること。
初心者の方は特に経験値が無いわけですから、損切りにはシビアに向き合う必要があります。
特に失敗しやすい人は「ギャンブル好きの方」「優柔不断すぎる方」。
「もう少しで売れるかも・・。」
「まだいけるでしょ!」
など、根拠のない状態のまま損切りをしないと赤字を生み出す可能性はどんどん高まります。
対策としてはルールを決めて確実に実行すること。
慣れてきてから許容範囲を広くして立ち回ること。
パターン3.そもそも売れない商品を出稿して赤字続き。
規約変更前では「とにかく量産!」「作り続けよう!」「手あたり次第作っていけ!」
という風潮がありました。
その頃は広告画像とボタン、必要最低限の文章があれば出稿出来たので、効率を考えれば問題なかったんです。
だから、商品選定をおろそかにしてしまう方が多かったんですね。
報酬を発生させることが出来ず利益を上げられない方の多くは
やり方は知っているけれど実践の中身に問題があったりします。
「やり方は間違っていないのに200件出稿したけどほとんど売れずに赤字続きです。」
という方がいるのは商品選定にも問題があるという事です。
ASPに掲載されている案件は山ほどありますが、
実際に売れる案件は一握りです。
その中にはSEOで売りやすい商品もあれば、リスティングで売りやすい商品もあります。
現在は手あたり次第出稿すると言っても、一つ一つ手間がかかりますので適当に商品を選んでいればとても非効率になってしまいます。
もちろんそんなことをしていれば、時間とお金を消耗してしまいますよね。
そうならないためには「どんな商品で」「どんな魅力があって」「その商品はどんな未来を見せてくれるのか」をしっかりと見る必要があります。
赤字を出さないためには商品選定は重要事項の一つという認識をもってくださいね。
パターン4.報酬単価とキーワード単価が釣り合っていない
いくら売れる商品でもリスティングに向いている案件とそうでない案件があります。
例えば報酬単価が1000円の案件に対してクリック単価の相場が50円。
この場合は20クリックで報酬額である1000円に達してしまいます。
(20×50=1000円)
そのため、20クリック以内に売り上げを出さなければ利益を出すことは難しいという事になります。
さらに言えば、実際に売り上げが上がったとしても承認率が悪ければ利益を出すことは難しいでしょう。
商品選定の時点でそれが分かればリスティングには向いていないという事が分かります。
実際はかなり売れている商品でもリスティングに向いていなければ扱う必要はありませんよね。
もちろん報酬単価が高くても考え方は同じです。
20000円ならばクリック単価相場が500円で同じことになります。
もちろん実際は例のように簡単な数ではありませんが、
報酬単価とクリック相場を比べてみて、利益が取れそうかどうかを確認することは大切です。
他には特単を貰うことで解決する方法もありますね。
パターン5.出稿だけして終わり。よって赤字。
PPCアフィリエイトをマニュアル通りに実践するのは正直誰でもできるんです。
しかし、出稿してから利益を出すために試行錯誤するのは非常に難しく、
出稿して得られたデータを元に分析・改善していかなくてはなりません。
先ほど損切りすることの大切さに触れましたが、損切りラインにたどり着く前にやれることはいくつもあります。
記事内容の修正、キーワードと記事の関連性、サイトデザインの変更、最適な広告の位置など・・。
作ったことに満足しがちなんですが、あくまでそれはスタート地点に立っただけです。
記事を出稿したら、メンテナンスは必ずしてください。
赤字になることに挫折を覚えるのではなく、
赤字のままで終わらせないように試行錯誤する意識が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一つでも当てはまったら改善する余地アリです。
今回紹介したことは私自身も経験があるものばかりです。
今では笑い話として話せますが、ミスによって損をしたと分かったときは後悔と大きなダメージが私を襲いました。^^;
PPCアフィリエイトはいくつもの要素が組み合わさって利益が出るようになっています。
記事内容がダメだったらいくらアクセスを集めて広告文を書いてもダメ。
記事が良くても効率よくアクセスを集められなければダメ。
いくら記事が良くても売れないキーワードで出稿し続けていたらダメ。
それぞれが良い働きをしたときに想像以上に利益を生み出してくれます。
利益が取れるようになってくるととても面白いので、
赤字になる前もなったときも試行錯誤してみてくださいね^^
それではこの辺で失礼します。